皆様こんばんは。震災後1ヶ月半が過ぎ、徐々にではありますが「過剰な自粛ムード」も
解けてきたように感じます。
多く集まった義援金も被災者の下へ分配が始まり、仮設住宅の建設も急ピッチで進んでいるようです。
関東で事業営んでいる会社として経済活動を活発化させて、復興のスピードを高めるべく頑張っ
ていく所存です。今後の大きな問題は、7月?9月の電力不足となります。現在見込まれている最大
電力供給量は5,500万kwと言われています。去年のピークが6,000万kwなので需要ギャップが大き
いと。
しかし実は一昨年(2009年)は、最大電力消費量のピークは5,029万kwでした。ですので、去年の
夏のような異常ともいえる暑さでなければ、現在の各法人・家庭の電気使用削減効果で停電になる
事態はほぼ間違いなく避けられる数値です。
3月の輪番停電時のように、国からの過剰な削減指示や経済活動を緊縮させる輪番停電(結局
停電しなかったり)の失敗を糧に、勿論「リスクヘッジ」は必要ですがくれぐれも過剰で行き過ぎた
「電気使用量削減」指示が出ない事を祈っております。
暫定基準:500kw以上の大口取引先⇒前年使用量の15%削減
それ以下の取引先・一般家庭⇒15%の努力削減目標
※参考 東京ディスニーランド・ディズニーシーは1日あたり56万kw(一般世帯5万世帯分)
東京ドーム1日あたり5万kw(5千世帯分)
◆当社の取組み
?現在3月震災以降の削減行動で、前年比平日17%削減・休日15%削減中(ネオン時間変更・
店内照明間引き・空調使用温度変更・温浴施設は湯船・サウナ温度の変更)
?社員は6月よりクールビズの導入
?扇風機を各事業所の事務所用に購入(エアコン使用対比75%削減)
?一部店舗は、お客様用空調の効率化を目的に前倒しでエアコンフィルター・エレメント清掃を
実施。
?仕事用PCのシャットダウン励行
出来る事を明確なルールを決めて行う事で、目標以上の削減努力を引き続き行っていきます。
以上