株式会社リラフル“イベント珍道中!?”日記

夏場の電力不足懸念が西日本にも波及

皆様こんばんは。 本日静岡浜岡原子力発電所を全機停止するよう国から指示が出ました。↓  

記事抜粋

浜岡原発の全原子炉停止が避けられない情勢になったことを受けて、中部電力が電力を供給する愛知、

静岡、三重、岐阜、長野の5県では需要がピークを迎える夏場の電力供給に懸念が高まってきた。東海

地域にはトヨタ自動車、ホンダ、スズキなど大手自動車メーカーなど製造業の工場が集積している。仮に

電力の使用が制限される事態になれば、東日本大震災で打撃を受けた生産の復旧への影響は避けられ

ない。 中部電が策定した11年度の供給計画によると、同社の供給力は約3,000万キロワットで、ピーク

時の最大電力量を約2,560万キロワットと想定している。供給力から最大電力量を引いた予備電力は

439万キロワットだ。浜岡原発の供給電力量は、現在定期検査中の3号機(出力110万キロワット)と

4・5号機の合計で360万キロワットのため、浜岡原発を全面停止した場合の予備電力量は約80万キロ

ワットに落ち込み、予備電力率は約3%程度に低下することになる。

?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?
※80万キロワット=一般世帯約71,400軒分

※関西電力も大手企業の移転が進み、余力はそれほど無いと予測出来ます。

関東だけでなく、中部も電力供給に懸念材料が生まれ、九州地方も現在原子力

発電所のメンテナンス停止及び再稼動時期が議論に出ております。

日本経済のインフラ自体が脱二酸化炭素で、電気使用に生活システムの比重が

重くなっており今出来る事は「節電」以外に抜本的方策が見つからない状況です。

ちなみに水力発電⇒ダムを作る為自然破壊、温かい水が川に流れ込む為生物体系を壊す。

      風力発電⇒定期的メンテナンスが必要、風が無いと発電できない、低周波の人体への影響

             や生物体系を壊す影響

     太陽発電⇒ 広大な土地が必要で、伐採等で自然破壊の懸念、曇りの時は発電できない、

             屋根に付ける家庭用は助成金が出ても投資回収に15年?20年。

             初期投資も高い。

現状は化石燃料を使った「ガスタービン発電」、「火力発電」、「大手工場や石油精製所、鉄鋼大手を

主とした自家発電機導入(但し自家発電は導入コストとランニングコスト高し)」と国がイニシアチブ

を取っての早期導入が必要だと思います。

1番の問題は「電気は備蓄が現段階では難しい」という事です。

家庭用の備蓄バッテリー(リチウムイオン)は100万円で、フル満タンでエアコン4時間付くようですが

値段がまだ高すぎます。

ピークタイムの消費電力をいかに落すかが1番需要であり、逆に余力がある時はしっかり使うという

電気の使い方をしていきます。全時間帯を我慢と忍耐でと言っったら経済や生活は出来ません。

今後もしっかりとメリハリを付けながらも、出来る節電を継続して行っていきます。

                                                       以上